「共有」という概念

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「共有」という概念

最近ではビジネスの現場で「共有」という言葉が頻繁に、しかも当たり前に使われるようになりました。

わたしが社会人になって約10年間(むかーしむかしの話で恐縮ですが)はあまり使われていませんでした。
思い起こしてみると、eメールが普及した頃から使われるようになった気がします。

ご存知の通り、CC・BCC・メーリス等々、色々な送信のやり方があるのですが、「共有」するために使われるようになったのではないでしょうか。

しかし一方では、私はこの「共有」という言葉が嫌いです。
大体の場合は「自分一人の責任にしたくないから、巻き添えにしておきます」という意味で使われることが多いからです。

そもそも、一日に数百通もメールがきて「共有」されても処理できるわけがありません。
それなのに「あれ?CCいれときましたよね!」と言われて「・・・あ?ああ、確認しておきます」となんだか後ろめたくメールの履歴を参照した経験はありませんか。

重要マークをつけてみたり、開封確認(←使わないですねえ)をつけたりしても一緒です。見てない(見きれない)ものは見れないのです。

近年流行りのチャット(SNS含む)でも同様です。人のコミュニケーション能力には限界があるからです。

では「共有」したい場合はどうすればよいのでしょうか。これには「合意」が必要です。伝達手段としてはメールでもチャットでももちろん対面でも結構ですが、相手の発信に「合意」することが重要です。

その意思表示に、あえてデジタルを利用するとチャットは大変有効です。
メールの返信は面倒くさいですし、流行りの「いいね」(←いまだに慣れないおっさんですが)は話題によっては押しづらいです。

わが社では「見ました」=「いいね」を推奨していますが、やはり都合の悪い(つまり合意したくない)内容はスルーされてしまいます。
そうなるとやはり対面でコンセンサスをとるしかないのですよね。それでもダメだったりして。

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